Perl言語で書かれたCGIの改造方法について、簡単にまとめました。
ただし、プログラム的な細かい内容ではなく、基本的な考え方についてです。
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講座概要
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文法の基本
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CGIの改造方法
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デバッグ
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あとがき
講座概要
ここでは、各サイトで配布されているCGIを改造して設置するときの基本的な考え方についてまとめています。
1からCGIを作れるようになりたい、プログラムの全ての内容を理解したい、という人向けではありません。
しかし、一部を自分好みに改造して設置したいだけならば、文法の基本や考え方が身に付けばできます。
CGIのプログラム言語は複数ありますが、ここでは私も利用しているPerl言語について書きます。
読者の前提として、CGI設置可のサーバを所持していること、設置方法は理解していること、とします。
また、セキュリティ面などは他で学んでください。この講座の利用は自己責任でお願いします。
文法の基本
プログラムを書くにあたっては、その言語の文法(変数、式など)を学ぶ必要があります。
ミスティーネット・Perl/CGI講座のような、わかりやすくまとめてあるサイトを参照しながら書くのがいいでしょう。
プログラムの流れの基本は、
上から下へ(上の処理があった後に下の処理に移る)です。
(ただし、下に書いたプログラムや別のファイルを読む処理もあります)
CGIの改造方法
それでは、CGIを改造する際の考え方について解説します。
プログラム部分を改造する際に主に見るところは、変数と条件です。
どの変数が何を意味して、それを条件に何の処理をしているのか。
理解できれば、あとは自分好みの処理にしていくだけです。(変数を追加、条件を変更、動作の追加など)
表示したときのデザインは、HTML言語で書かれている部分を探し、サイトの編集と同様に変更するだけです。
ただし、タグなどで記号を含む文字列を書く場合は、手前に「\」を入れないとエラーが生じる場合があります。
プログラムは記号で閉じたりしているので、その記号が混じるとプログラムと扱われてしまうためです。
デバッグ
思ったように作ったつもりでも、いざアップロードするとエラーが出て表示できないことがあります。
デバッグ(バグを直す)では、1行ずつ見直す方法もありますが、非常に手間と時間がかかります。
KENT WEBのPerl Checkerのようなツールを用いてエラー箇所を探すことをおすすめします。
あとがき
非常に簡単な説明になりましたが、プログラムの部分は必要なときに必要なものを学んで身に付ければよいです。
元が同じCGIでも、個性あるCGIにすることができます。