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記事No.42 [零 〜白霧の家〜 4] 返信ページ | |
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■42 零 〜白霧の家〜 4 | |
□投稿者/ 瑠雨 6回-(2014/06/15(Sun) 21:25:27) |
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暫く屋敷を歩くと、扉が開いている部屋があった。 そこにはカメラとフィルム、透き通った小さな石のようなものがあった。 「何だこれ…あ、そうか。竜斗、ちょっといいか」 「あー、うん」 修斗が閃いたのは記念撮影。 こんなところで撮影すればきっと『ありえないもの』が写るに決まっている。 竜斗はため息混じりに応えると、写真を撮った。 そのときだった。 「おい、フラッシュ強いって…!」 一瞬のことだったので、よくわからなかった。 特に変化はなさそうだった。 「ん?李斗…?」 竜斗が李斗の手に目をやると、鏡を首に下げ、オカリナを手にしていた。 李斗が鏡を向けている先に―。 藤色の着物の少年が李斗向かって襲いかかってきた。 |
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